Willie Harris

Willie Harris Jr.

あらあら、某サイトの不確実な表現に騙されて Willie Harris ではなく William Harris と混同いたしておりました。
DAHR の記載ではモッチロン「カンゼンな別人」であって、そもそも William の愛称は Bill、Will、あるいは Billy または Willy となり Willie ではないらしい⋯
1893-05-15、Louisiana 州 La Place の St. John The Baptist Parish ( wirz.de の原文では Mt. Airy とあるのですが、ルイジアナ州には該当する地名がヒットせず、仕方ない (?)ので St. John The Baptist Parish としています ) で生まれたギター弾き語りのブルースマン。
ただし没年は不明、となっています。
どうやらシカゴではサウスサイドで暮らしていたようですが 、僅かな録音データ以降の彼の動静はまったく判りません⋯

お馴染みの(?)wirz.de では

Blues singer and guitarist, who recorded four titles in Chicago, 1929-1930.


と記述しておりますが、実際には 1929 年の五月と 1930 年の三月に合わせて五曲を録音し、うち四曲が Brunswick から二枚のシングル( 78rpm 10’ SP )としてリリースされました。

1929-05-07 rec. in Chicago, Illinois with James Williams, p
C3445 : Hollow log blues : Brunswick unissued
C3446 : West Side blues : Brunswick 7092


1929-05-28 rec. in Chicago, Illinois
C3544 : 5/28/1929 What makes a tom cat blue? : Brunswick 7092


1930-03-?? rec. in Chicago, Illinois with uidentified 2nd guitar
C5551 : Lonesome midnight dream : Brunswick 7149
C5552 : Never drive a stranger from your door : Brunswick 7149


1936-10-15 rec. in New Orleans, Louisiana for Victor
Sonny Boy Nelson ( Eugene Powell ) voc. のバックでギター
BS-02597-1 : Long Tall Woman : Bluebird B-7849
BS-02598-1 : Low Down : Bluebird B-7091*
BS-02599-1 : Lovin' Blues : Bluebird B-6718
BS-02600-1 : Street Walkin' : Bluebird B-6672-B
BS-02601-1 : If You Don't Believe I'm Leaving, Baby : Bluebird B-6718
BS-02602-1 : Pony Blues : Bluebird B-6672-A

Eugene Powell, voc, g; Willie Harris Jr., g, *- Bo Carter g?
の六曲が吹き込まれています。また同日の続く
BS-02603 ~ BS-02612
は Robert Hill's の voc. & harmonica のバッキング。

というワケで、彼の声が聴けるのは僅か四曲だけ、というこれまた実にレアなブルースマンとゆうことになります。
もっともバッキングとしては上記のようなトラックが存在はしていますが⋯

あ、そうそう、Willie Harris Jr. ゆうとこ見るとヒョっとして「お父さんと同じ名前だった」んでしょか(註;タダの憶測です)



No.264 permalink